頭を使って、知恵で下げられる高血圧

頭で克服した高血圧との戦い20年をまとめたブログ

薬を使わずに血圧を下げる考え方

血圧は数字だけで喜んではいけません。できれば、血圧降下剤などの薬ににたよる前に、知恵で血圧を下げるのがベストなのです。「頭を使って血圧を下げる」と言うと、なんだか難しそうですが、そんなことはありません。大きく分けて基本は3つです。
1つは、降圧に効果がある食べ物をおいしく食べる工夫(食生活の改善)です。
2つ目は、血圧を降下させるための正しい運動を取り入れることです。
3つ目は、高血圧に楽しく付き合う方法を知ること、です。

この3つの方法をマスターして、実際に根気よく実行されたならば、今、高血圧で血圧降下剤のお世話になっている人も薬から離れられるようになり、また高血圧予備軍としてイエローゾーンにいる方は、グリーンの安全ゾーンに戻ることが可能になります。

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知っておかねばならないことは、” 降圧剤は決して高血圧を治すための薬ではない  ”ということです。治すのではなく”血圧が今以上に上がらないように維持するための薬”なのです。
だから、”いつまで飲み続けても、薬で高血圧は治らない”ことは事実なのです。

ある日、自分が高血圧であることを知り、降圧剤をもらい始めて3年目に血圧降下剤では高血圧が治らないことを確信し、あらゆる情報をもとに考えた、「頭で下げる高血圧」を実行。降圧剤とサヨナラできた方法を公開したいと思います。

血圧改善の肝(きも)

改善方法は、血管、血液の問題は、一番は食生活です。食べるものが悪いと、血液が悪くなり、血管が固くなるのも早くなります。従って食生活を見直すのが、一番重要になります。そしてもう一つは、ストレスに対しての対策です。
ストレスがあると、血液の質はこれだけで悪くなります。ストレスによって、自律神経のバランスも崩れてきます。そのため、いわゆる生活習慣を正す、生活習慣を見直すという事がとても重要になってきます。これらをきっちりしていけば、薬を使わなくても血圧の改善は可能だという事になります。


それともうひとつポイントを上げるとすると、血圧というのは心臓から出て、全身に送られるのですが、心臓から上へ出て鎖骨という部分があって、鎖骨という部分に動脈と静脈が走っていて、鎖骨の働きが悪くなったり、ずれたりすると、下の血管の動脈と静脈が圧迫されるのです。そしてそこで流れが阻害されて、そのために血圧を上げざるを得なくなります。その改善に「鎖骨ほぐし」というのがありますので、それをするだけでも血圧が下がっている人もいます。ブロックしているポイントの鎖骨をほぐすというのも改善の一つと言えます。

 

高血圧症は自覚症状がほとんどありません。そのくせ放置しておくと、脳卒中心筋梗塞など、重大な病気を引き起こします。これらの病気にかかると、死亡するか、運よく治っても半身不随やボケなどたいへんな後遺症が残るのです。
一方、病院で降圧剤をもらっている人は日本に600万人以上おられますが、薬の力で血圧の数値が正常になっても、体は健康に治ったことにはなりません。体内に高血圧の原因となる問題はかかえたままなのです。また、降圧剤を飲むと、その副作用で体の調子が不調になる人もたくさんいます。

血圧は何故上がるのか、を考える

血圧は降圧剤でさげるべきかという事ですが、私の結論としては、血圧は薬でさげるべきではないという事になります。これは個人的には指導はできないのですが、一般的な見解からすると、薬を使うべきではないという事です。

血圧は何故上がるのかというと、血管、血液の不具合でおこってくるものです。まずひとつ目に血管の太さです。血管の柔軟な人ほど若々しいといいますが、血管が固くなってくると、動脈硬化という事で、いろいろな病気にもつながります。動脈硬化が起こるという事は、血管が固くなってきて、古くなったポンプと同じように、血液を遠くまで飛ばすために、圧を上げないといけなくなるという事です。血管が柔軟であれば、血圧を上げなくてもいいのですが、固くなってくると、それだけ圧をかけないといけなくなります。だから、血圧が上がってしまう事になります。

そしてもうひとつが、血液の質です。
血液の質がドロドロの血液になると、流すのに圧が必要になります。普通の力では押し出せなくなり、全身に送らせることができないので、力を入れて送らないといけなくなります。そのため血圧が上がってしまいます。そういったところから、血圧は血管の問題であり、血液の問題であるといえます。
さらに血圧が上がるもうひとつの原因があります。血圧は自律神経でコントロールしているのですが、自律神経の元である脳の間脳が狂うと血圧にも影響が出てくる事になります。血液や血管の問題、間脳の問題、これらは改善は可能です。

頭を使って、知恵で下げられる高血圧

約20年前、私は転勤で全く新しい仕事を任され、しかもその事業が新社長の肝いりであり、以後の状況によっては、会社の形態をその事業を柱にしたものに変えていくという社長の方針が示され、私は大変な責任を負わされる立場になりました。

その半年後ころに会社の健康診断があり、初めて「要精検」という診察結果をもらって、病院での精密検査を受けることになりました。検査結果を見て、とても信じられない結果に私は愕然としました。血圧測定値が上が178 で、下が118の「高血圧」と申告され、病院からの帰りには3種類の降圧剤を持たされていたのです。それまで、毎年健康診断を受信していましたが、異常は言われたことがなく、血圧も正常値だったからです。信じられない思いで病院を後にしました。この日から以後、18年間私の高血圧との「頭を使って、知恵で下げる」高血圧との戦いがはじまりました。

このブログでは、その18年にわたる「高血圧との戦い」で勝利し、その後2年経過した現在も正常な状態(上136 下76)を維持できてる、この戦いに勝利した手法を煎じ詰めて掲載し、高血圧で今も悩んでおられる方のお役に立てればと思っています。